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テイルズシリーズの主にTOVのレイリタにハマッて始まった小説ブログサイトです☆
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明日はやっと日曜だー!
いっぱい寝るぞーー!
でもその前にV!
やっとラスボス手前まで進みました☆
今日とりあえずクリアして追憶やりたいと思います!


さて久々小説アップです☆
時期的にはラスダン手前。
ではつづきからどうぞ~~




君に捧げる言葉







焚火の弾ける音を聞き流しながら空を見上げれば、巨大な要塞が目前に見える

アスピオの地下深くに眠っていたその要塞は、今も人々の身体を蝕みながら成長しているのだろう

思わずブルリと身体が震え、目を焚火へと戻した




あたしの故郷がなくなった


研究出来れば場所なんてどこでもいいけど、15年育った場所がなくなるのは淋しいし悲しい
自分が愛し奏でた魔導器もすべてなくなった



最後の決戦はもうすぐそこ

必ず勝つ
勝たなければ意味がない


じゃーその後は?
無くした故郷は二度と戻ってこない

自分はどこに行けばいい?





「あれっ?今日リタっち見張りだったっけ?」



いきなり声をかけられビクリと肩が跳ねた
いつの間に起きたんだろう、振り返るとおっさんが立っていた



「起こしちゃった?」

「いんや。何となく目が覚めちゃってね」

「そう・・・」



いつもなら軽口をたたき合うが、何故か話が続かない

こんなんじゃ変に思われてまたからかわれてしまう

思考を無理矢理変えようとするが、なかなかうまくいかない



「・・・無理しなくていいんよ?」

「・・・何が?無理なんてしてないし」

「そうやってごまかさないの。辛いものは辛いんだから」

「だから何「なくなっちゃったね。リタっちの故郷」



あたしの言葉を遮って放たれたおっさんの言葉は正に今あたしが思ってたこと

思考が・・・止まった



「なんもないように振る舞ってもおっさんにはバレバレよ?リタっち、ずっと無理してる」

「な、、意味分かんない。無理なんかしてないし、そんなこと考えてる暇あるならもっと他のこと考えなきゃ。
今はデュークのしようとしてることを止めることが一番だし、魔導器がなくなった後のことも考えないといけないし、
おっさんの心臓だって!魔導器なくてもちゃんと機能するようにしないといけないし!」




―――悲しんで、嘆いてる暇はないんだ




「リタっちの心意気は凄いと思う。こんな忙しい中おっさんのことまで考えてくれて嬉しいし・・・でも・・・例え今だけでも

故郷を思って泣いてもいいんじゃないかねぇ?」




お願い
そんな優しい言葉かけないで

そんな優しく抱きしめないで


耐えれることも耐えれなくなっちゃう



「・・・・・」

「今まで皆に心配かけないように振る舞ってたんでしょ?よく我慢したね」

「・・!!」

「ほらっ、今はおっさんしかいないし、こうしてればリタっちの泣いてるとこ見えないし」



背に廻された腕に微かな力が篭る



―――もう、ダメ




「・・・あ、、あたし・・・」

「うん?」

「アスピオ・・・っく・・好きだった・・・!」

「うん」

「まだ・・・あそこでしないといけない、こと・・・いっぱいあったの・・・!」

「うん」

「ビクトリアも・・・あそこにあった!あの子だけじゃない!・・・みんな・・・皆大事な子でっ!あたしの側に・・・ずっと・・・いてくれて」

「うん」

「なにもかも終わっても!・・・あた、あたし・・・どこにも・・・行く場所・・・なぃ」

「・・・・・」

「ホントにひ、独りに・・・なっちゃった・・・」

「・・・・・」



一度溢れ出した思いは止まらない
こんな事言ってもおっさんを困らすだけなのに




「リタっち?リタっち聞いて?」

「・・・ひっく」

「リタっちの大事な魔導器達はなくなっちゃったかもしれないけど、その代わりに別の大事なものも見つけれたでしょ?」

「・・・代わり?」

「それに行く場所ないってんなら・・・その・・・」

「?」

「おっさんと・・・その、、ダングレスト行けば・・・いいし」

「え?」



おっさんの言葉に思わず顔をあげれば、普段ほとんど見せることのない照れたような顔



「ほ、ほらっ!リタっちにちゃんと心臓見てもらわないかんしねっ!」



いかにも取り繕った言葉
おっさんらしい

でも何より嬉しい言葉





「き、気が向いたらね//」

「もう、素直じゃないんだから」





そう言って腕を伸ばし、頭を撫でてくれた
その温かさにゆっくり瞳を閉じた






まだ吹っ切れたわけじゃない

でもこの男が自分の存在意義を見付けてくれた気がした





☆あとがき☆
ゲーム中、リタの故郷であるアスピオが崩壊したってのに皆一切フォロー無しかよ!?って思いました。
リタ自身が未練あんまなかったのかもしれないけど、でも今までずっと暮らしてた場所だし、心の底ではいろいろ思うこともあったんじゃないかな?
しっかし、前にも似たような話を書いたような…リタもおっさんも別人になっちゃいました(汗)
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